超訳 万川集海
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発行者による作品情報
今回紹介する『万川集海』は、江戸時代前期の一六七六年に成立した、現代で言うところの忍術のノウハウ本です。
いわゆる「忍者の本場」であるとこの伊賀・甲賀に伝えられたといい、書いたのは伊賀忍者・藤林保武とされています。
彼の生まれた藤林家は百地家と並んだ伊賀忍者の名家でしたが、文中で江州すなわち近江甲賀の人であると書いているのは謎だとされています。 (超訳 万川集海 冒頭より)
収録内容
タイトル
序
万川集海凡例
忍術問答
正心
正心の条目
将知一 忍宝の事
忍法の効果十か条
忍術の禁止事項、三か条
忍者を雇うときのこと
将知四 敵の忍者を入れさせないための謀略(上)
敵の忍者を雇わないで済むための術六か条
軍制七か条のこと
陽忍(上)遠入の篇
始計六箇条
桂男の術三箇条のこと
くノ一の術のこと
里人の術
身虫の術二箇条のこと
蛍火術三箇条のこと
袋返の術二箇条
陽忍(下)近入の編
参差術三箇条
水月の術三箇条
陰忍
惰気に入る術