週刊宮本武蔵アーカイブ(25) 週刊宮本武蔵アーカイブ(25)

週刊宮本武蔵アーカイブ(25‪)‬

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発行者による作品情報

国民文学作家・吉川英治の代表作『宮本武蔵』の週刊配信を開始!

新聞小説として連載され、かつてないほどの人気を得た吉川英治の「宮本武蔵」を、情緒ある朗読に演出を加えたオーディオブックとしてお届けします。本コンテンツは、ポッドキャスト「週刊宮本武蔵」のアーカイブパッケージ版です。

第105回 草雲雀
旅籠へ帰る道を忘れてしまい、見知らぬ藪の中を彷徨っていた城太郎。ふと見上げると、険しい藪山の上から、網を垂らして降りてくる人間の姿が目に留まった。好奇心旺盛な城太郎は、今自分が道に迷っている事などは忘れ、しばしの間その人影の行方に夢中になる。その人物の正体とは……。

第106回 草分の人々
京の大津から約二か月かけて江戸へやって来たお杉婆。普請中の新しい民家の前を通った折、その壁を塗っていた左官屋の持つこて先から壁土が飛んで来た。着物を汚され、むっとするお杉婆であったが、左官屋職人たちはそんな老婆を見て小馬鹿にする。いよいよ怒った婆は、職人たちが足場にしている板をひっくり返し、仕返しをするのだが……。

第107回 喧嘩河原
お杉婆が半瓦弥次兵衛の家で起臥を始めてから、月日はいつか一年半も巡っていた。沢山のがさつ者が集まるその環境において、婆の厳格な起居と家政ぶりは、彼らの風紀を正すうえで大いに役立っていた。ある日、半瓦と共に浅草寺へと出掛けた婆はその帰り道、河原で果し合いをしている者があるという噂を耳にする。駆けつけてみるとそこには……。

第108回 かんな屑
浅草寺からの帰りの船内では、佐々木小次郎、お杉婆、半瓦らが互いに気心の知れた様子で話をしていた。先刻、小次郎の戦いを目の当たりにし、その実力にほれこんだ半瓦は、早速とばかりにある相談を持ち掛ける。その内容は、自宅の空き地に道場を建てるので、そこで若い衆に稽古をつけてやってほしいというものであった。これに対する返答を聞いた半瓦は、小次郎をますます高く買う事となる。

第109回 梟
もう老年であり、体を壊し病床に伏していた小幡勘兵衛影憲。ふと、外の石井戸から水の音が聞こえ不審感を抱くが、付添人の北条新蔵から、少し様子を見てくるの…

ジャンル
名作
ナレーター
浅科准平
言語
JA
日本語
ページ数
02:32
時間
発売日
2017年
4月7日
発行者
オトバンク
サイズ
152.3
MB
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