野菊の墓(二): 何度も映画化された名作中の名作。純愛物語である。これを三回に分けて読んだ。今回は第二回目である。
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発行者による作品情報
矢切の渡しの近くの旧家の息子である15歳(満13歳)の政夫と、そのいとこである17歳(満15歳)の民子は同じ家で暮らしていた。政夫の母親が病弱のため、市川から民子が手伝いに来ていたのだ。政夫と民子は互いに惹かれる気持ちを持っていたが、なにしろ時代が明治13年くらいのときである。女子の嫁入り先は普通に親が決めていた時代なのだ。姉さん女房も当然のごとく敬遠されていた。果たして、この純愛のゆくえは・・・。