鍵(上)-Wisの朗読シリーズ(36)
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- ¥458
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発行者による作品情報
【上】京都に住む大学教授の夫(57)は、妻郁子(45)とは長年、暗闇の中でしか関係したことがない。自分の欲求の衰えを感じながらも、美しい足先のフェチシストでもある彼は、妻の裸形を明るい灯の下でじっくり味わいたいと長年強く願っていた。一方妻は、古風な貞節を忘れる事のない女だったが、性的欲求は旺盛で、刺激を得たいと願っている。二人はそれぞれの性的願望を密かに日記に書き始めるのだったが、夫は妻に自分の日記を読むよう仕向けるべく、抽斗の鍵を落としておく。娘敏子の恋人、木村の出現で、妻と木村との接近に嫉妬と興奮をエスカレートさせる夫。ある夜、ブランデーを過ごした妻郁子が浴室で意識を失ったことから、長年の夢だった愛する妻の裸体を眼の前にする…!(C)wis
カスタマーレビュー
BlueMeridian
、
早く「下」が聞きたい
相変わらず Wis さんの朗読は素晴らしい。
彼女の朗読は淫美な谷崎文学とのマッチングがことさら良いように思う。
この鍵が気に入った方は是非「刺青」「秘密」を。
【朗読】声を便りに、声を頼りに―。
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【朗読】声を便りに、声を頼りに――。
いつも朗読をお聴きいただきましてありがとうございます。
谷崎潤一郎「鍵」は、「上」「中」「下」の3巻に渡ってお届けいたしております。
「中」「下」も併せててお聴きいただければ幸いです。
battle_hymns1982
、
上・中・下、全て聴き終わりました。最高です。
素晴らしい朗読だと思います。
艶っぽくて上品でかつスリリングな雰囲気で文句なしの演技だと思います。