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発行者による作品情報

【下】夫は、自らが望んだ、妻と娘の婚約者木村との関係に嫉妬の情を燃やし続けていた。
一方妻郁子は、大嫌いな夫の歪な愛を知り、嫉妬をさらに助長する内容をあえて日記に記述していくのだった。
すべては夫との情事のために――。
夫の高血圧を知っていながら、生来淫乱な一面を持つ郁子には、木村だけでなく、夫との交わりも捨てることができず、不測の事態を予感しながらも夫を挑発する事をやめなかった。
そして遂に、夫は郁子の上で、突然に崩れ落ちる。
闘病中も、妻との情事のために食べ続けたビフテキと日記に執着した夫の終焉。
郁子は、夫の日記と自分の日記とを照らし合わせながら、歪ながらも愛し合った時間を振り返るのだが。
妻郁子に残されたものは――。
世間を偽装しながらも続いていくであろう木村との関係に、郁子の思いはためらいもなく馳せて行くのだった・・・。
(C)wis

ジャンル
フィクション
ナレーター
Wis
ページ数
02:50
時間
発売日
2011
10月1日
発行者
響林社
言語
JA
日本語
サイズ
170.4
MB

カスタマーレビュー

【朗読】声を便りに、声を頼りに―。

【朗読】声を便りに、声を頼りに――。

いつも朗読をお聴きいただいてありがとうございます。

谷崎潤一郎「鍵」は、「上」「中」「下」3巻に渡ってお届けしています。
「上」「中」も併せてお聴きいただければ幸いです。