鬼平犯科帳 第28話 敵
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発行者による作品情報
並び頭、すなわち盗賊団の共同経営者ともいうべき相手を殺して分け前を奪ったと、三国峠でその息子から敵討ちを名乗られた盗賊・大滝の五郎蔵は、やむを得ず返り討ちにしたものの、身に覚えがない。江戸へ入った五郎蔵は“おつとめ”の準備もそっちのけで真相究明に奔走した結果、かつての盗賊仲間・小妻の伝八による計略を知る。一方、敵討ちの現場を偶然目撃した岸井左馬之助の報告により、一連の動きが長谷川平蔵の知るところとなる。