鬼平犯科帳 第36話 鈍牛
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発行者による作品情報
平蔵が網切の甚五郎を成敗すべく倶利伽羅峠に出張の留守中に、火盗改メの同心・田中貞四郎が一人の放火犯人を捕らえた。捕らえられた菓子屋奉公の下男は、少々知能は弱いが、働き者で人が善く評判は悪くない。また、放火して盗んだ金をどこかに落としたという自白も不自然であるとの小房の粂八からの進言が、同心・酒井祐助を介して伝えられる。平蔵は、自白の強要に基づく誤認逮捕の疑いがあるとみて捜査に乗り出す。