黄金の王 白銀の王: (KADOKAWA) 黄金の王 白銀の王: (KADOKAWA)

黄金の王 白銀の王: (KADOKAWA‪)‬

    • ¥3,667

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発行者による作品情報

二人は仇同士であった。二人は義兄弟であった。そして、二人は囚われの王と統べる王でであった――。

一国をめぐる男二人の相克!

翠の国は、ここ百数十年、鳳穐(ほうしゅう)と旺廈(おうか)という二つの部族が覇権を争い、現在は鳳穐の頭領、櫓(ひずち)が王として治めていた。

櫓は旺廈の頭領となるべき薫衣(くのえ)を森の中に幽閉してきたが、15歳になった時、薫衣を王の城、四隣蓋城に連行する。

城の地下、歴代の王の墓所で2人きりになった櫓は思わぬ提案を投げかける。「二つの氏族を一つにし、戦を終わらせよう」と。

「敵を殺したい」という欲求を植えつけられた二人の王にとって、それは想像以上に厳しい道だった……。

“仇を討てぬ臆病者”。その非難をあびながらも、迫り来る外敵に備え、二人は己を殺して国難に立ち向かう。

日本ファンタジーの最高峰作品。


【目次】

序章

第一章 雷鳥の帰還

第二章 翼なき飛翔

第三章 ススキ野に吹く風

終章

ジャンル
SF/ファンタジー
ナレーター
山内 平
言語
JA
日本語
ページ数
14:57
時間
発売日
2025年
6月13日
発行者
KADOKAWA
提供元
Audible.com
サイズ
513.8
MB