[66巻] 源氏物語 瀬戸内寂聴 訳 第三十五帖 若菜 下 (其ノ三)
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発行者による作品情報
紫の上は源氏の院に出家の許可を願い出ますが、あれこれ言い含められ、許してはくれません。その夜、源氏の院がお留守の間に胸の痛みを訴えた紫の上は、重病のまま日々を過ごし、二条へ移られました。一方、女三の宮に益々執心する柏木は、六条が手薄なのを利用し、小侍従の手引きで宮との密通を果たしてしまいました。
(毎週水曜配信予定、全66/113巻)