勇午 台湾編(04)
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- ¥760
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発行者による作品情報
大分県臼杵で勇午(ゆうご)と兄弟同然に育った田卓林(でんたくりん)は、その後母国・台湾で企業家として大成功を収めた。その卓林が失踪。交渉人として捜索の依頼を受けた勇午は、台湾へ向かう。国を愛し、発展を願う卓林の夢は「台湾独立」。彼の行方を追ううちに、知られざる台湾の歴史を知った勇午は、台湾を利用しようと暗躍する人々の思惑に巻き込まれてしまう。勇午は卓林を見つけ出し、台湾を救うことができるのか!? 台湾の存亡をかけた、「勇午」史上最“難”の交渉が、ついに完結!
カスタマーレビュー
garlic-flavor
、
それでええんか?と思わなくもないけど圧巻。
以下ひどいネタバレ
そんなハイパーSF設定は勇午世界ではありなの!?
電脳って士郎政宗があるからなんとなく近未来感あるけど、既存のコンピュータへの入力デバイスとして考えた場合に作中の用法にはだいぶハードル高いで!? と思わなくもないけど、とにかく大作なので圧倒される。
QQ2C
、
ひどいSF設定結末だと思いきや。
この台湾編を雑誌で初見したときは、終盤で「ひどいSF設定の結末だなぁ」って苦笑した記憶があります。(2013年?頃)
しかし今(2023年)に電子版で購入して改めて読むと、いまの中国と台湾、またロシアとウクライナの戦争など考えると、最後にSF描写にしてファンタジックにしないと現実的すぎると気付きました。それだけ勇午の話は際どいですよね。国連加盟の話でウクライナの国名が出てきた時は、初見は「へぇ」ですが、今日現在は「おぉ!」ってなってる自分に驚きます。
勇午の世界が現実とはリンクしてないはずですが「経済的な支配が失敗したから武力行使しかないんだね」などと本編と今を連想する妄想も出来そうですね。
それにしても、イブニング版では、勇午は毎回酷い目にあっていますが、これって設定なんでしょうか。すごいタフですよね。