あくまでクジャクの話です。(1)
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4.4 • 56件の評価
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発行者による作品情報
”男らしくない”という理由で、彼女に浮気されフラれた教師・久慈弥九朗。世の中ジェンダーフリーのはずでは…!? と苦悶する彼の前に、モデルでインフルエンサーで文武両道で“生物学部”部長の女子・阿加埜が現れ、生物学部の顧問になってくれと迫る。そして、なぜ結局「男らしさ」がモテるために必要なのか、クジャクの派手な羽を例に“生物学的”な説明を始める…! 身も蓋もない残酷な真実を突き付けまくる、生物学コメディ!
APPLE BOOKSのレビュー
人間の恋愛に関するメカニズムを「生物学」によって解き明かしていく学園ラブコメディ。色白で力が弱く、“男らしさ”と無縁の人生を送ってきた高校教師である久慈弥九朗(くじやくろう)は、恋人に“男らしくない”という理由で振られてしまう。傷心の彼の前に現れたのは美人でインフルエンサー、さらに全国トップの成績を誇る女子生徒、阿加埜(あかの)。生物学部の部長でもある彼女はクジャクの生態を例に「なぜ男らしくないとモテないのか」を説き、残酷な真実を久慈に突きつける。ジェンダーフリーの時代と言いながら、結局は過去に規定された「男らしさ」や「女らしさ」のイメージから脱却できない現代の恋愛事情。阿加埜が語るクジャクやアデリーペンギンといった生物の恋愛戦略は、人間の恋愛にも有効なヒントの数々を与えてくれる。
カスタマーレビュー
SSKTARO
、
ジャケ買いしてみた
面白い、続刊も期待してます。