あじさいの唄 てのひらの巻
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発行者による作品情報
▼第1話/宝物▼第2話/にこにこっ▼第3話/ゆり▼第4話/てのひら▼第5話/雨ふり▼第6話/笑▼第7話/ヤキモチ▼第8話/純情一直線▼第9話/あさがお▼第10話/硯箱▼第11話/空腹にて候▼第12話/睡眠▼第13話/火傷▼第14話/秋▼第15話/髪飾り▼第16話/裏道▼第17話/すっ▼第18話/言葉▼第19話/埋蔵金▼第20話/借金▼第21話/福▼第22話/侘助▼第23話/寅▼第24話/涙▼第25話/蕗の薹▼第26話/疵痕▼第27話/置き去り●登場人物/栗太郎(幼くして母をなくしたが、明るく元気な男の子)、栗之助(栗太郎に拾われ、家族の一員となった仔犬)、父上(栗太郎の父親。傘張りで生計を立てる貧乏浪人)●あらすじ/栗之助が病気になった! 心配した栗太郎はあちこちの医者へ連れていくが、どこも犬だからダメだと断られてしまう。やっと診てくれた医者に、「なんでもするから栗之助を助けて」と頼む栗太郎。医者からも「やばい」といわれた栗之助の病状は…(第1話)。▼子どもが大嫌いな娘・おりん。今日もどこぞの子どもに着物を汚され、その母親にはバカにされ、虫の居所が悪い。そこへ通りかかったのが、寺子屋の高村先生と、双子の赤ちゃんのお幸とお福。おりんに子どもを頼んで、高村先生はトイレへ行ってしまうが…(第2話)。●その他の登場人物/ちびの助(栗之助が連れてきた仔猫。新たに家族の一員に加わった)、花木みく(栗太郎がひそかに想いを寄せる女の子)、ごんちゃん(栗太郎の遊び友だち)、まる姫(さる大名家のお姫さま。お転婆で、しょっちゅう町へ遊びに来ている)、忠喜(さる大名家のお殿さま。たまに身分を隠して町へ遊びに来る)