あたりまえだけどなかなかできないプレゼンのルール
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発行者による作品情報
コカ・コーラの広報部マネージャー、エスティ・ローダーのマーケティング部長、そしてパルファン・イヴサンローランの日本支社長を歴任し、在任中から世界各国で多くのビジネスマンの指導にあたってきた筆者が送る、必ず成功するプレゼンの方法。人前で緊張せず、自分の意見を伝えてすんなりを相手を納得させるための101のルールを教えてくれています。
プレゼンテーションの経験がまったくない方に向けた基本的な内容から、より実践的で高度なテクニックまで網羅された本書は、すべてのビジネスマン必携の一冊です。
日本プレゼンテーション協会の理事も務める筆者は、米国の著名なビジネスセミナーで高認講師として指導にあたったこともあり、国内の企業のみならず国際社会で通用するような「聴衆に訴えかける」タイプのプレゼンテーションを指南しています。基本的なプレゼンテーションのルールをしっかりとおさえた上で、聴衆とのアイコンタクトや目線や手の動き、表情といったボディランゲージによって聞き手の関心を掴むテクニックを駆使することで、プレゼンテーションをより有利に進める方法論を示しています。
そういった聴衆に対する心理的アプローチは日本社会では一見小手先のテクニックのように思われがちですが、欧米の政治家も熱心に習得しようとする程、スピーチやプレゼンテーションなど、人前で喋る際にはとても重要なファクターです。加えてより相手に伝わりやすい表現方法、説得力のある話し方などビジネスの場面でより実践的な方法を教えてくれています。
また、ついつい人前でアガってしまう人に向けて事前に恐怖感や不安感を減らし、リラックスしてプレゼンテーションに挑むためのアドバイスも掲載されています。そのため、そもそも人前で話すのが苦手だけれど、仕事上発表の場を設けなければならなくなってしまったという方への応急処置的な役割も担ってくれています。
さらには苦戦した経験のある方も多いと思われる“質疑応答”に関しての対処法も示されています。質問を受けている間の態度や、プレゼンテーションを円滑に進めるための応答のポイントが網羅されていてとても実用的な構成になっています。加えて、否定的な質問をしてきた相手に対しても、スマートに切り返した上で印象を最大限よくするためのテクニックが掲載されていて、会議によって人間関係を悪化させる心配はもうありません。
日本人は往々にして“発表”や“スピーチ“が苦手とされていますが、本書を読めば必ずや国際社会で活躍できるプレゼンテーション能力を身に着けることができます。