「あの戦争」は何だったのか 「あの戦争」は何だったのか

「あの戦争」は何だったの‪か‬

    • 3.9 • 9件の評価
    • ¥1,100
    • ¥1,100

発行者による作品情報

日本はどこで間違えたのか?
掲げた理想はすべて誤りだったのか?
「大東亜」は日本をどう見ていたか?

戦後80年、今こそ問い直す「私たちにとっての戦争」とは。

『「戦前」の正体』の著者が、右でも左でもない「われわれの物語」を編みなおす
現代人のための新・日本近現代史!

「日本の過ちばかりを糾弾することでも、日本の過去を無条件に称賛することでもない。過ちを素直に認めながら、そこに潜んでいた“正しさの可能性”を掘り起こす、言い換えれば「小さく否定し、大きく肯定する」語りを試みることである。それこそが、われわれの未来につながる歴史叙述ではないだろうか。
本書は、そのようにしてあの戦争を現在につながる大きな流れへと接続し、「われわれ」の物語を創出するための試みである。」 ――「はじめに」より

【本書の構成】

はじめに
第一章 あの戦争はいつはじまったのか――幕末までさかのぼるべき?
第二章 日本はどこで間違ったのか――原因は「米英」か「護憲」か
第三章 日本に正義はなかったのか――八紘一宇を読み替える
第四章 現在の「大東亜」は日本をどう見るのか――忘れられた「東条外交」をたどる
第五章 あの戦争はいつ「終わる」のか――小さく否定し大きく肯定する
おわりに

【本書の内容】

●日中戦争を「支那事変」と呼んだ背景
●「ペリーこそ戦犯」と主張した石原莞爾
●「アジア・太平洋戦争」か、それとも「大東亜戦争」か
●米英との「協調外交」は可能だったのか
●近衛文麿の「知られざる慧眼」
●東条英機による「史上初の外遊」
●「パレンバン奇襲作戦」の真実
●南京大虐殺記念館の「意外な実態」 ……ほか

ジャンル
歴史
発売日
2025年
7月17日
言語
JA
日本語
ページ数
288
ページ
発行者
講談社
販売元
Kodansha Ltd.
サイズ
20.9
MB
日清・日露戦争をどう見るか 近代日本と朝鮮半島・中国 日清・日露戦争をどう見るか 近代日本と朝鮮半島・中国
2014年
太平洋戦争への道 1931-1941 太平洋戦争への道 1931-1941
2021年
[新版]日本国紀<下> [新版]日本国紀<下>
2022年
戦争の日本近現代史 東大式レッスン! 征韓論から太平洋戦争まで 戦争の日本近現代史 東大式レッスン! 征韓論から太平洋戦争まで
2002年
日本人はいつ日本が好きになったのか 日本人はいつ日本が好きになったのか
2013年
歴史の教訓―「失敗の本質」と国家戦略―(新潮新書) 歴史の教訓―「失敗の本質」と国家戦略―(新潮新書)
2020年
「戦前」の正体 愛国と神話の日本近現代史 「戦前」の正体 愛国と神話の日本近現代史
2023年
たのしいプロパガンダ たのしいプロパガンダ
2015年
大本営発表 改竄・隠蔽・捏造の太平洋戦争 大本営発表 改竄・隠蔽・捏造の太平洋戦争
2016年
ふしぎな君が代 ふしぎな君が代
2015年
文部省の研究 「理想の日本人像」を求めた百五十年 文部省の研究 「理想の日本人像」を求めた百五十年
2017年
日本の軍歌 国民的音楽の歴史 日本の軍歌 国民的音楽の歴史
2014年