あやかし姫の良縁 あやかし姫の良縁
あやかし姫

あやかし姫の良‪縁‬

    • ¥700
    • ¥700

発行者による作品情報

陰陽師の家を継ぐ「トンデモ」姫に婿現る?

慶長四(一五九九)年。安土桃山時代も末期、江戸時代が始まる前の京の都に、周囲が手を焼くトンデモ姫がいた。名は幸徳井桜子、年は十五。陰陽師を排出する家のひとつ、幸徳井家のひとり娘だ。名門というわけでもなく、ほどほど貧乏な公家の跡継ぎである桜子は、母を早くに亡くし、父は誰なのかわからないという有様。一部で「あやかしの子だ」と噂されるのは、桜子が生まれ持った神通力と剛力のせいだ。
「私に触ると怪我するよ」――というのは誇張でもなんでもなく、触れればすぐさま物を壊し、遊べば人を壊す。この世のものはなにもかもヤワすぎて、人も獣も妖怪も桜子の相手にはならないのだ。そのくせなぜか、京に巣くう妖怪たちはこぞって桜子に懐く。ゆえに、花も恥じらうお年頃だというのに、桜子はあやかしの首魁扱いされてしまうのだった。
そんなある日、桜子はひとりの剣士と出会う。陰陽の術にも長けたその青年は、柳生友景。どうやら彼は、桜子が本気をだして絡んでも「壊れない」理想の相手のようだが…?
やわらかスピリッツでのコミカライズも大人気、「蟲愛づる姫君」シリーズの著者が贈る、もうひとりの「トンデモ姫」の物語、ここに開幕!

ジャンル
小説/文学
発売日
2022年
5月11日
言語
JA
日本語
ページ数
288
ページ
発行者
小学館
販売元
Shogakukan, Inc.
サイズ
2.6
MB
蟲愛づる姫君の婚姻 蟲愛づる姫君の婚姻
2019年
魔王の贄花嫁 魔王の贄花嫁
2016年
蟲愛づる姫君の寵愛 蟲愛づる姫君の寵愛
2019年
蟲愛づる姫君の蜜月 蟲愛づる姫君の蜜月
2020年
暴君との素敵な結婚生活 暴君との素敵な結婚生活
2015年
蟲愛づる姫君の永遠 蟲愛づる姫君の永遠
2021年