いつの日も泉は湧いている いつの日も泉は湧いている

いつの日も泉は湧いてい‪る‬

    • ¥740
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発行者による作品情報

1969年高校生も政治の季節を生きていた。

6年ぶりに連絡をとった冨士真生子は、ニューヨークでの生活を引き払い、3週間前に帰国したばかりだった。中南米を舞台に報道写真を撮り続けてきた彼女だったが、折から東日本大震災が起きると、旧交を暖める間も無く、現地に飛んだ。9か月にわたる取材成果を披露する会場に現れた彼女はすっかり痩せて、人生の重大な局面に立たされていることを感じさせるのだった。
真生子とは、いまから40年以上も前、高校生の時に出会った。当時学生運動の波は高校にまで押し寄せてきており、彼女は市内の女子高に通う1学年上の活動家だった。そして、15歳のぼくは、彼女に淡い恋心を抱いていた。
ぼくは綴る、彼女の命を見つめながら、悲しみと痛みにみちた青春の日々を、そして輝ける人生の瞬間を。

ジャンル
小説/文学
発売日
2016年
9月11日
言語
JA
日本語
ページ数
376
ページ
発行者
小学館
販売元
Shogakukan, Inc.
サイズ
1.3
MB
夜の果てまで 夜の果てまで
2004年
身も心も 身も心も
2014年
ありふれた魔法 ありふれた魔法
2008年
ささやかな永遠のはじまり ささやかな永遠のはじまり
2011年
きみがつらいのは、まだあきらめていないから きみがつらいのは、まだあきらめていないから
2011年
サウダージ サウダージ
2004年