いま親が死んでも困らない相続の話
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3.3 • 3件の評価
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- ¥770
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発行者による作品情報
「相続」と聞くと、お金持ちの話、ウチは関係ないと思うかもしれません。しかしむしろ小額の場合のほうがトラブルが発生しやすいのです。「ウチは家族円満だから大丈夫」「法律で決められたとおりに」と思っていても、相続が「争族」を生んでしまうケースは腐るほどあります。また、仮に何もトラブルがなかったとしても、相続に際しては膨大な事務手続きが待っています。
ほとんどの人にとって初めて経験する相続は、準備不足のまま迎えてしまうと、家族間の亀裂や絶縁、また深刻な心理的ダメージを追ってしまう可能性が高いのです。そうした事態を回避するための知恵とノウハウを、豊富な実例を紹介しながら解説していきます。
また、相続税法の改正新法が数年後に施行され、これまで相続税の課税対象とならなかった場合でも、新たに対象となるケースが一挙に増える見込みです(約1.7倍)。そうした事態に備えて、改正法の骨子と節税対策なども詳述しています。
APPLE BOOKSのレビュー
相続問題に定評のある税理士法人の代表を務める天野隆による新書「いま親が死んでも困らない相続の話」。タイトル通り、相続というのはある日突然降りかかるもので、多くの人が手続きとしても心構えとしても事前の準備などしていないもの。相続問題はとかく資産がある家だけに起こると思われがちだが、むしろ相続額が小さい方が様々なトラブルを引き起こしかねないという。また家族間の亀裂などを生む危険性も高いため、円満に相続をするためには法律を理解しかつ慎重に進めることが必要。本書では数多くの事例から、いかに親族と争うことなくスムーズに故人の意に添った相続を実現するか、そのための法的な注意点、感情面での心がけ、具体的な手続きのステップなどを著者が分かりやすく紐解いた非常に実用性の高い1冊。