



おおかみと七ひきのこどもやぎ
-
-
4.1 • 27件の評価
-
発行者による作品情報
ある日、お母さんやぎが7匹の子やぎを家に残して森に食べ物を探しに出かける。そこへ狼がやってきて、チョークを食べてお母さんの声に変えたり、あの手この手でドアを開けさせようとする。子やぎたちはとうとう根負けしてドアを開けてしまうのだが……。狼がチョークを食べると、なぜお母さんの声に変わるのか? それは、チョークの原料である炭酸カルシウムや硫酸カルシウムが、喉の薬とする説があったからとも言われる。日本では、『グリム童話』より前の1593(文禄2)年に、イエズス会の宣教師によって、既に紹介されていた。