お茶と権力 信長・利休・秀吉 お茶と権力 信長・利休・秀吉

お茶と権力 信長・利休・秀‪吉‬

    • ¥880
    • ¥880

発行者による作品情報

「茶」を軸として、織田信長・豊臣秀吉、二人の天下人の戦略を読み解いた、新しい戦国史!


室町から戦国にかけて、武士の文化として発展した「茶」。しかし、それは一方で政治のツールとしても活用されました。

なかでも信長は「名物」とされた茶道具を家臣たちに分け与えることで、自らの信頼の証とし、家臣統制に活用します。またそれは外交のツールでもあり、茶の文化をリードした堺の商人たちと深く交わる手段でもありました。

そのなかで、信長に重用された一人が、千利休であり、信長の戦略を継承したのが秀吉だった、と著者は説きます。

では、なぜ堺の商人のなかでも後発だった利休が重用されたのか?そして秀吉の側近として盤石の地位を築いたかに思われていた利休が突然失脚したのか?

著者の田中氏は大日本茶道学会会長、公益財団法人三徳庵理事長として茶道文化普及に努めるかたわら、徳川林政史研究所や徳川美術館で歴史・美術を研究。茶の道に精通した著者ならではの視点が光ります。

ジャンル
アート/エンターテインメント
発売日
2022年
2月18日
言語
JA
日本語
ページ数
232
ページ
発行者
文藝春秋
販売元
BUNGEISHUNJU LTD.
サイズ
8.5
MB

田中仙堂の他のブック

茶の湯名言集 ビギナーズ 日本の思想 茶の湯名言集 ビギナーズ 日本の思想
2010年
岡倉天心「茶の本」をよむ 岡倉天心「茶の本」をよむ
2017年