かがみの孤城
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- ¥1,900
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発行者による作品情報
学校での居場所をなくし、閉じこもっていた“こころ”の目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。 輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。 そこにはちょうど“こころ”と似た境遇の7人が集められていた―― なぜこの7人が、なぜこの場所に。 すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。 生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。
APPLE BOOKSのレビュー
「鍵のない夢を見る」で第147回直木三十五賞を受賞した辻村深月が、若者たちの繊細で不安定な心や人間関係をみずみずしい文章で描く「かがみの弧城」。いじめられて不登校になった、主人公の女子中学生こころ。ある日、自分の部屋の鏡が突然光りだし、異世界へと繋がる扉が開かれる。鏡の中にはおとぎ話に出てくるような「孤城」が存在し、同じ境遇の少年少女たち7人が集められていた。そして、城に隠された「願いの鍵」を期限までに見つけることをミッションに、現実世界と城を行き来する不思議な日々が始まる。中学生の世界は、大人よりずっと窮屈で、そこに居場所を持てなくなったときの絶望は深く果てしない。傷つき、揺れ動く心に翻弄されながらも、新たな仲間たちと少しずつ絆を深めていく姿に、世界は広く、また誰も決して独りではないことを教えられる。
カスタマーレビュー
リュメさま
、
カガミの孤城
読み終わってしまったことが、悲しく寂しい。出会えてよかったと思える一冊でした。私もみんなに会いたいなー。
just fit
、
最後まで面白く読めた。
一人一人の心が感じられた。不登校になる原因はそれぞれ有り、
あまさひき
、
とても面白い
鏡に入れるという非現実の世界といじめや不登校という現実の世界が混じっていて感じるものがありました。
劇場アニメ化されていることを知って観に行きましたがそちらもとても面白かったです。
こころちゃんに幸せな未来があることを願います。