からかい上手の高木さん(3‪)‬

満点💯

ちょっと気になってyahoo!知恵袋でこの作品を検索してみると、いじめが助長されるなどの意見や、作者の妄想が爆発などという書き込みがあった。
まあ、確かに高木さんのような人はなかなかいませんが、いじめが助長という意見はいただけないのでここで少し私の意見。
今まで何度か自衛隊などの世間に敬遠されるテーマの本のレビューを見てみたが、それらには少数ながらテーマが駄目だから本も駄目という意見があった。多分この作品のレビューもそうだろう。
上記のレビューで批判されている点は、
「からかい」と、いわゆる「リア充」という部分だろう。
まずは「からかい」の方ですが、いじめでのからかいの裏にあるのは悪意であり、
この作品でのからかいは裏にあるのが恋心です。そして、西片くんも嫌がっていませんからいじめを助長することにはならないでしょう。これを参考にいじめる方ははっきり言って国語力0ですね。
次に「リア充」の方ですが個人差はあると思いますが、この作品では2人はそこまでべったりという事はないと思うのです。
まあ、あくまで個人の感想ですが。

そしてここからこの巻の感想。
「習字」の所が良かったと思います。
2人がお互いに求める事を書くのですが、
西片くんが「優しさ」と書いた直後から高木さんに落とした筆を拾ってもらったりして書き直しました。
西片くん「優しさ」と書かなかったら高木さんの優しさに気付かなかったのか…
「席替え」
西片くんの優しさが見えました。
高木さんと離れた席になりましたが、
その隣になった木村くんが、早弁が出来ないからと席を交換してくれと言って西片くん、高木さんのため交換しようと言いますが時すでに遅し、もう交換していました。
落ち込む西片が顔を上げると隣には高木さん。色々あってまたお隣になるという話。
2人とも隣の席になろうという気持ちがあって高木さんへの西片の優しさも見えました。

2人の優しさが見える巻でした。是非読んでみてください！
長文失礼しました。

いいと個人的には思いますよん〜♪