くにはちぶ(2)
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3.3 • 137件の評価
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- ¥800
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発行者による作品情報
【政府通知】彼女を“無視”出来なければ貴方は犯罪者です。「くにはちぶ」対象者に選ばれ日本国民全員から無視されることになった道端たんぽぽ。バスに乗ろうとしても待ってくれない。家族に「いってきます」を、友達に「おはよう」を言っても、返ってくる言葉はない。孤独の中、必死に学校に通うたんぽぽだったが、それを疎ましく思うクラスメイトがたんぽぽの親友・あざみを攻撃し始めてしまう―――。
カスタマーレビュー
私はいい作品だと思う
いじめがだめと伝えるにはもっと、ハッピーエンドで終わりそうな作品もたくさんあると思います。しかし重く苦しい展開にすることでやられた方はどう思うか。法律で無視しないと裁かれる事になっているが本当の友情を大切にする上でどちらを選ぶか。作品の中の法律がない上でまだあるであろう無視をしては良いのか。
未来笑えるようにこれからどう向かっていくのかとても興味があります。
他の方の意見を否定するつもりはありませんが、今あるあたりまえの友情に感謝できるいい機会だと思いました。
どんな理由があろうともちっさないじめでもだめなんだな。と思いました。
長文で、ネタバレもいくつかあったと思いますが私の考えたことはそういうことです。
設定がばがば
出来損ないの世にも奇妙な物語って感じ。残念ながら面白味に欠けます。
時間の浪費に最適
筆者は恐らく友情の尊さを描こうとしてるのだろうが、それが漫画から一切伝わらない。友情の尊さと説明するしか無い程度には空虚なストーリー。前提的な国八分法の設定の脆さもしかり、ワンパターンな作品展開、徹底されない法規制、恣意的な無視の定義。
この漫画を読んで何かを失う訳では無いが、この漫画を読むことで得られるものは何一つ無い。時間の浪費に最適と題したが、嘘だ。本当に読まなくていい。作品の価値を2巻の時点で判断するのは不適切かもしれないが、2巻まで読んでしまった機会損失を今後取り戻せないだろうし、その見込みも全くない。ネット広告で過去に見たことがあったが、広告のインパクトだけを考えた作品と言っていいと思う。何故これを出版しようと思ったのか、編集部に問い質したい。