これでいいのか北海道 まちの問題編
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Publisher Description
北海道には、関東、東北といった地域がよってたかってもかなわない広さがある。
広いがゆえに、それぞれの土地にそれぞれの個性があり、独自の魅力や長所がある。
だが一方で、困った現実も多々存在している。
札幌では、大規模な再開発に北海道新幹線の延伸といった明るい話題の裏で、人口減少と経済の低調という危機に直面している。
観光都市として伸び悩み、嫌な事件で脚光を浴びてしまった旭川。
外国との微妙な関係がクローズアップされる根室や稚内。
夕張を例に出すまでもなく止まらない衰退にあえぐ街も多いが、なかには苫小牧や帯広など意外に活気が富む街もある。
本書では、広大な道内の各地で噴出しているさまざまな問題や面白い取り組みを取り上げ、解説・批評していく。北海道の今を見つめ、全道の未来を探る渾身の一冊
Customer Reviews
mag44num
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なるほど
私の場合道民であるため、内部から目線が強くあります。それを前置きとするのであれば、著者が育った県民性から読み取った北海道の結論かなと感じ、内外どちらも客観視することの難しさを感じました。
良し悪しとかは個人差であるため、述べる事は控えますが、読んでみると懐かしい話題もあり、道民の方は自分の歴史も重ね合わせて読むと面白いかも。
何はともあれ、道外の方がこの広井北海道を駆け回って調査をして頂いた事には感謝であります。
とても興味深く読ませて頂きました。
ありがとうございます。