ごん狐
発行者による作品情報
鈴木三重吉主宰の『赤い鳥』に1932(昭和7)年に発表された、昭和初期の児童文学作家である新美南吉の代表作。南吉が18歳の時の作品で、彼の死の直後に刊行された第三童話集「花のき村と盗人たち」(帝国教育会出版部)に収録された。貧しい村人「兵十」といたずら好きの狐「ごん」との触れ合い、そして行き違いによって生まれる深い悲しみが、民話風に描かれる名作。物語の舞台である愛知県半田市は南吉の出生地であり、彼が幼少のころに聞かされた口伝を基に創作された。話は6つのパートから成り立っていて、村の茂平からの伝聞という形式になっている。小学校国語教科書の教材の定番ともいえる作品となっている。
カスタマーレビュー
くれあとまろん
、
ごんぎつね
ほんの思いつきが、とても大きな過ちへと発展してしまう。償いたい、という思いも届かない。死をもって、やっと理解し合う。切ないお話です。
よんゲー
、
ごん…
ごんちゃんかわいい♡
きのこの山が好きな竹の子
、
郷土の作家さん。
国語の教科書で読みました。
隣町の記念館に足を運んでみても良いと思います。
新美南吉の生家も良かったですよ。