すだちの魔王城(1)
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4.5 • 76件の評価
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発行者による作品情報
勇者が魔王を倒し、世界は平和になった――にもかかわらず、道具屋・すだち屋を営むムラビトは困っていた。平和すぎてお客さんが全然来ないのである! このままでは閉店まっしぐら‥‥ そんな時に現れた少女の正体は、死んだはずの魔王で‥!?
[勇者も魔王も村人も、みんな平和になった世界で悩んでる――笑って、泣ける、熱いファンタジー&コメディ!!]
APPLE BOOKSのレビュー
平和になった世界で、廃業寸前の道具屋が元魔王と出会うファンタジーコメディ。舞台は勇者が魔王を倒した後の世界。Lv.1の村で道具屋を営む少年ムラビトは、平和すぎてお客さんがぱったり途絶え、廃業の危機に追い込まれていた。そんなムラビトの前に現れたのは、黄金の瞳を持つ謎の少女マオ。彼女は10年前、勇者に倒された元魔王だった。『Im~イム~』などで知られる森下真の画力が光る熱いストーリー。最弱の村人目線のほんわかコメディと思いきや、空気をガラリと変えるマオの存在感にゾクゾクさせられる。訳あって死を望む魔王と、その後継者に選ばれてしまうムラビト。物語のその先にあるリアルな人間ドラマに心を揺さぶられるだろう。
カスタマーレビュー
魔王ちゃんとどのように絆を深めていくか?という漫画ではない
Twitterにて作者様が投稿した冒頭数話を読み、この可愛らしくも恐ろしい魔王ちゃんと、どのように絆を深め、そして次の魔王として認められていくのか…?これが軸となる漫画なのだと思い、ワクワクを胸に一気買いしました。
結論から言うとまったく自分の勘違いでした。
途中からマオちゃんは空気になります。ただ可愛い空気マスコットです。
しかし出てきたとしても作画が省略された風船みたいな姿で出てきます。空気風船マスコットです。
あといつのまにか主人公に対してのツン要素はなくなり、かといってデレてもなく……、とにかく存在が薄いです。
この漫画は男のムチムチ胸筋だとか、ハイスペ高身長なのに扱いが不憫な苦労人エリートとか、たくましいイケメンがメソメソ曇らされるところとか、女の子オタク向けの"ヘキ"を楽しむものだと心得ておきましょう。