そこをなんとか 1‪巻‬

APPLE BOOKSのレビュー

新米弁護士の成長を描いたお仕事マンガ。憧れの弁護士になってガッポリ儲ける！という夢を叶えるため、キャバクラで学費を稼ぎつつ、なんとか弁護士試験に合格した改世楽子（かいせらくこ）。ところがその年からの司法試験制度の変化で弁護士数が倍増。就職難となった楽子はキャバクラで出会った法律事務所の社長を頼り、そこに身を寄せることに。やがて案件を任されるようになった楽子は人当たりの良さと生来の打たれ強さを生かし、「そこをなんとか」と頼んだりなだめたりしながら、依頼人と向き合っていく。型破りな楽子が奮闘する姿はもちろん、弁護士の生態を垣間見れるのも面白い。