それはわたしが外国人だから それはわたしが外国人だから

それはわたしが外国人だか‪ら‬

日本の入管で起こっていること

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発行者による作品情報

知ってほしい、人間らしい生活ができない人たちがいることを。一緒に考えてほしい、私たちに何ができるかを。


難民、紛争などの取材・発信を続けるフォトジャーナリスト安田菜津紀が、日本の入管政策に翻弄されてきた外国にルーツのある4人を取材。一人ひとりの生きた道のりをたどり、彼らがどんな困難に直面してきたかを子どもにも伝わるように平易な言葉でまとめた。あちらこちらで「多様性の尊重」がうたわれているのに、そこから排除される人たちがいるのはなぜだろう。私たちにはなにができるだろう。そんな対話のきっかけになることを願って。金井真紀によるカラーイラスト多数。難民・移民フェスのエッセイも。


【目次】

01 在留資格がないと、公園のなかの川がわたれない? リアナさんのお話

02「日本の子どもたちに英語を教えたい」と夢見ていたのに ウィシュマさんのお話

03 命の危険からのがれてきたのに

アハメットさんのお話

04 外国人の「管理」「監視」はいつからはじまったの? 石日分さんのお話

05 新しい法律のなにが問題? ほんとうに必要なしくみとは? 入管法のお話

06 いっしょに遊ぼう、ほしい未来をつくろう

難民・移民フェスのお話


【著者】

安田菜津紀

1987年神奈川県生まれ。フォトジャーナリスト。認定NPO法人Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル/D4P)副代表。東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で難民や貧困、災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。著書に『国籍と遺書、兄への手紙―ルーツを巡る旅の先に』(ヘウレーカ)他。現在、TBSテレビ『サンデーモーニング』にコメンテーターとして出演中。


金井真紀

1974年千葉県生まれ。文筆家・イラストレーター。「多様性をおもしろがる」を任務とする。著書に『はたらく動物と』(ころから)、『パリのすてきなおじさん』(柏書房)、『虫ぎらいはなおるかな?』(理論社)、『世界はフムフムで満ちている』(ちくま文庫)、『日本に住んでる世界のひと』(大和書房)、『おばあちゃんは猫でテーブルを拭きながら言った 世界ことわざ紀行』(岩波書店)など。難民・移民フェス実行委員。

ジャンル
ノンフィクション
発売日
2024年
4月12日
言語
JA
日本語
ページ数
188
ページ
発行者
合同会社ヘウレーカ
販売元
Voyager Japan, Inc.
サイズ
69.3
MB
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