たそがれてゆく子さん たそがれてゆく子さん

たそがれてゆく子さ‪ん‬

    • 5.0 • 1 Rating
    • ¥740
    • ¥740

Publisher Description

男が一人、老いて死んでいくのを看取るのは、本当によかった。

夢に見た専業詩人の生活、ぽっかりとした自由。
もんもんと考え、るると書く。
カリフォルニアのキャニヨンを犬どもを従えひたすら歩く。
料理や洗濯は、しないことにすぐ慣れた。
山賊のように台所で立って食べた。卵ばっかり食べていた。

ひとりの肩にのしかかるローンに光熱費、熊本地震、石牟礼道子さんのこと、末っ子の結婚、
そして……日本に帰ろう。

「みんなホルモンのせいでしたと、今は言い切りたい」――
女のための戦記『閉経記』から五年。
書くことで生き抜いてきた詩人の眼前に、今、広がる光景は。

GENRE
Fiction & Literature
RELEASED
2021
November 25
LANGUAGE
JA
Japanese
LENGTH
288
Pages
PUBLISHER
中央公論新社
SELLER
Digital Publishing Initiatives Japan Co., Ltd.
SIZE
1.1
MB
女の一生 女の一生
2014
読み解き「般若心経」 読み解き「般若心経」
2013
日本霊異記/今昔物語/宇治拾遺物語/発心集 日本霊異記/今昔物語/宇治拾遺物語/発心集
2015
日本霊異記・発心集 日本霊異記・発心集
2024
禅の教室 坐禅でつかむ仏教の真髄 禅の教室 坐禅でつかむ仏教の真髄
2016
とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起 とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起
2011