てんじんき 巻上
Publisher Description
菅原道真(845-903)が神に祀られた由来を記した天神縁起を、絵入り本にしたもの。道真は文武に秀で右大臣に上るが、藤原時平の讒言により太宰権帥に左遷される(第1冊)。死後大宰府安楽寺に葬られ、怨霊となり都に種々の災いをもたらす(第2冊)。北野の地に天神として祀られる(第3冊)。慶長後半頃の製作と推定される大型の冊子本。料紙は上質の斐紙。数丁にわたって続く挿絵の天地には水色の霞が描かれ、絵巻の名残が見られる。天神縁起は鎌倉時代初期頃に成立、多くの絵巻や写本が伝わる。本書は「安楽寺本」の系統である。(国立国会図書館デジタルコレクション解題より)
このブックは、国立国会図書館デジタルコレクションに掲載されてる書籍・資料で著作権の保護期間が満了している図書、古典籍です。電子書籍としてご覧頂くために画像加工や資料の統合をしています。
タイトルヨミ:テンジンキ 1
シリーズ名ヨミ:テンジンキ コクリツコッカイトショカンゾウショ
出版者:写
種類:絵本・絵巻