なぜ日本企業は強みを捨てるのか--長期の競争vs.短期の競争 なぜ日本企業は強みを捨てるのか--長期の競争vs.短期の競争

なぜ日本企業は強みを捨てるのか--長期の競争vs.短期の競‪争‬

    • ¥2,600
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発行者による作品情報

●強い企業がやっていることは業種、国籍に関係なく共通だ!
日本企業は長期的観点から経営をしているのが「強み」だとかつては言われていました。
だが、ここでいう「強み」をまだ充分にはもっていません。他の先行国よりもすこし多く保有し
ているにすぎません。ただ、もったいないことに、その折角の長所を捨てるべきだ、という議
論が通念として蔓延しています。しかもその方向の「改革」が、他の先行国をイメージして
進みつつあります。その懸念からこの本は書かれました。
真の競争力とは長期をかけないと築けません。その競争力こそが雇用を確保し、人々
のくらしを支えます。研究開発投資ひとつをとっても、みるべき成果は10年はかかります。
ところがいま世の掛け声は、株主重視です。企業の業績をみるにしても四半期ごと
です。世の流れは短期化をつよめ拡大します。それでは真の競争力はできそうにありま
せん。 この動きによってもっとも破壊されるのは、人材です。職場で工夫し、さらに企業
の経営方針についても発言する人材こそが、長期の競争力をつくっているのです。そう
した人材を形成するには、時間がかかるのです。本当に強い企業は、長期の競争を勝
ち抜くシステムづくりを実行しています。
本書は、労働経済学の大家が、セブン-イレブン、トヨタ自動車、ゴールドマンサックス
などの勝者のシステムを徹底的に分析し、共通点は長期的観点からの人材育成にある
ことを解明するもの。経営が短期志向になるのを回避するための企業統治改革も具体
的に提示した、日本企業再生のヒントが得られる1冊です。

ジャンル
ビジネス/マネー
発売日
2015年
2月25日
言語
JA
日本語
ページ数
296
ページ
発行者
日経BP
販売元
Digital Publishing Initiatives Japan Co., Ltd.
サイズ
3.2
MB
戦後労働史からみた賃金―海外日本企業が生き抜く賃金とは 戦後労働史からみた賃金―海外日本企業が生き抜く賃金とは
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