なぜ「弱い」チームがうまくいくのか なぜ「弱い」チームがうまくいくのか

なぜ「弱い」チームがうまくいくの‪か‬

    • ¥1,700
    • ¥1,700

Publisher Description

足を引っ張る人が入ってくる?
自分がいると迷惑?
意見の異なる人を活かせる?
――「多様性あるチーム」を不安に思うすべてのひとへ

障がい、病気やケガ、出産・育児、介護……さまざまな経歴やバックボーンの人びとが集まり、いっしょに仕事を進めていくことが急速に増えた昨今。もはや、どんな職場でも多様性を抜きにしたチームづくりはありえない。なのに、その考え方や方法を、学校でも職場でも教えてはくれない。
100万人に1人という身体障がいをもつ著者は、数人から1000人を超える多様な規模のチームでメンバーやリーダーを経験してきた。たどりついた強いチームの条件とは「欲が深くて、自立できなくて、すぐ諦める」こと。その真意とは?
若手からリーダー層まで、これからの仕事論に外せない一書。

「私のほしかった社会の設計図がここに! 」
――村木厚子(元厚労相事務次官・「若草プロジェクト」代表呼びかけ人)

【目次】
序章
ソーシャルデザインでチームをつくる

弱さと非差別化するデザイン/意図的で作為的な人ができること/チームとハビトゥス/怒りを抱えるのは、悪いこと?/ギルド的チームをつくる
[コラム] 正義のミカタでいたがる態度

第1章
チームにいちばん必要なのは弱さ

あなたに似た弱い人/「あれこれ」考える人/トークンな人/助けやすい人/すべてをさらけ出さない人/いつも笑っていない人/「ただ、好き」と言える人
[コラム] 疑念と失望からの企て

第2章
つながりすぎずに共に働く

力をあわせる潮目を知る/社会脳が求めた人数/閉じながら開く/秘密を持ち寄る/切れない約束を求めない/1人で自立してはいけない/バラツキのある社会
[コラム] 小さな、理解の届く集団

第3章
綻びが見えたら、どうするか

中心を中空にする/一匹狼は弱い狼/理知分別が許さない/痛みのある人の傍らに立つ/助けたいと思ったら助けたらいい/私とあなたは違います/待つことは、縛られること
[コラム] 「食いっぱぐれなく」生きるために

第4章
リーダーにとって大事なこと

何をしでかすかわからない/蛇のように動く/アジャイルなチームをつくる/あなたの意見は私のもの/専門家としての揺らぎ/4番とエースがリーダーとは限らない/ヘッドコーチの条件
[コラム] 脱輪させない仕組み

第5章
リーダーとメンバーが為すべきこと

いったん疑ってみる/願いを伝えるだけ/嘘を受けとる/架橋できる人をつくりだす/距離を縮めるスキル/「ただ喜びあう」だけでいい/仮面の組み合わせ/次のベンチまで歩くんだ

GENRE
Business & Personal Finance
RELEASED
2022
April 25
LANGUAGE
JA
Japanese
LENGTH
224
Pages
PUBLISHER
晶文社
SELLER
Digital Publishing Initiatives Japan Co., Ltd.
SIZE
1.7
MB
かっこいい福祉 かっこいい福祉
2019
社会を希望で満たす働きかた ソーシャルデザインという仕事 社会を希望で満たす働きかた ソーシャルデザインという仕事
2018
壁はいらない(心のバリアフリー)、って言われても。 壁はいらない(心のバリアフリー)、って言われても。
2020