なにもないシアワセ 大東京ビンボー生活マニュアル
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3.7 • 13件の評価
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- ¥1,300
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発行者による作品情報
立ち止まってみる、ゆーっくりしてみる。1986年~『モーニング』で連載されていた、バブル真っ只中の時代にありながら、ビンボー生活の楽しみ方を描いた穏やかな作風で大好評を得た作品。ビンボーな主人公と周囲の人々とのあたたかい交流や、移り変わる季節、工夫をこらした料理など、ビンボー生活だからわかる小さな楽しみにあふれた漫画。今回はベストセレクションに加え、その後のコースケを描いた描き下ろし6編と、作者インタビュー、作中に登場する店や食べ物を紹介する企画ページなど、新しいページも大増量。
■前川つかさ
福島県出身。漫画家。1987年「モーニング」誌上にて『大東京ビンボー生活マニュアル』を連載、人気作品に。1989年、「ビッグコミックオリジナル」(のちの「週刊ポスト」に掲載誌を変更)にて『票田のトラクター(原作:ケニー鍋島)』を連載。ほか『路地裏のヒーロー』『バクとコムギ』『ラストオーダー』『人情の湯へいらっしゃい』『ボクのシアワセ』など。
カスタマーレビュー
QQ2C
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何もない幸せ(ただし最初からないので断捨離ではない)
最初から何もない幸せは、現実には生活が成立しなくなるのではないでしょうか?
しかし世の中にはどこかに『上流社会』という想像を絶する贅沢な生活もあるそうなので、もしかしたらどこかに『何もない幸せ』の社会もあるのかもしれませんね。
『貧困』と『貧乏』のあきらかな違いを考えさせられる作品ではないのでしょうか。
断捨離をしたからって、このような生活になるとは到底思えません。かくいうこの一冊を断捨離しないことが幸せの一旦かもそれないのですから?!