ふたりみち ふたりみち

ふたりみ‪ち‬

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    • ¥880
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発行者による作品情報

元ムード歌謡の歌手で、今は函館のスナックのママ野原ゆかりは、本州をめざし津軽海峡をフェリーで渡っていた。ある事情で抱えた借金返済のため、昔のつてを頼ってコンサートツアーと称したドサ回りの旅に出たのである。船内で偶然知り合った同じ名前の森川縁は、12歳なのになぜかゆかりの唄に興味を持ちついて来てしまう。彼女が母親と喧嘩して家出してきたことを知ったゆかりは、親に連絡させ最終目的の東京まで連れて行くことになる。しかし、彼女のコンサートは、行く先々でトラブルに遭いことごとく中止になってしまう。落ち込むゆかりを支える縁。2人のユカリは55歳の歳の差を超えて強いきずなで結ばれていく。そしてついに最後の会場、東京に到着する。ゆかりは、ここだけは絶対に唄い上げるつもりだった。そこにはゆかりの悲しい過去が刻まれていたのだ。

笑って笑って、そして……ラスト一行に思わず! エディット・ピアフの『愛の讃歌』に乗って描かれる人生の切なさ、すばらしさ。山本作品で一番泣ける作品です!

ジャンル
小説/文学
発売日
2020年
11月21日
言語
JA
日本語
ページ数
312
ページ
発行者
KADOKAWA
販売元
DWANGO Co., Ltd.
サイズ
1.9
MB
ある日、アヒルバス ある日、アヒルバス
2010年
エール!(3) エール!(3)
2013年
はなうた日和 はなうた日和
2008年
猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。
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