へうげもの (1)
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- ¥760
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発行者による作品情報
群雄割拠、下剋上の戦国時代。立身出世を目指しながら、茶の湯と物欲に魂を奪われた男がいた。織田信長(おだのぶなが)の家臣・古田左介(ふるたさすけ)。天才・信長から壮大な世界性を、茶聖・千宗易(せんのそうえき=利休)から深遠な精神性を学び、「へうげもの」への道をひた走る。生か死か。武か数奇か。それが問題だ!!
APPLE BOOKSのレビュー
戦国時代に武人としてだけでなく千利休の弟子となり、茶人としても大成した古田織部が主人公の「へうげもの(01)」。各地の大名たちが激しい戦乱を繰り広げた戦国時代と、仏教色の少ない優美な文化が花開いた安土桃山時代。二つの重なり合う時代の最中に壮年期を迎え、戦で活躍し武人として出世することを願いながらも、美しい茶器や南蛮渡来の品々に魅せられ、収集して暮らしたいという思いに駆られる織部 ー 著者は、そんな煩悩に満ちた人間味あふれるキャラクターを実にいきいきと動かし、史実に基づきながらも大胆な創作を加えて物語を展開していく。ちなみにタイトルの"へうげもの"とは、"ひょうげもの"と読み、おどけた言動をする人や、ひょうきん者を表す。憧れの品を目の前にすると興奮が抑えられず、突飛な行動に出てしまう織部にぴったりの呼び名だろう。のちに織部焼きの祖となる男の生き様を描いた壮大な歴史ドラマ。
カスタマーレビュー
papas.mamas
、
良かった
絵が、好み。オススメ
ひひhjk
、
サスケ
おもしろい