ぼくとおれ ぼくとおれ

ぼくとお‪れ‬

    • ¥670
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発行者による作品情報

1972年9月8日。札幌の同じ病院で生まれた「ぼく」蒲生栄人と「おれ」仁村拓郎。ふたりは毎日〈スイッチ〉を押し、ちいさな選択を繰り返して、進学、恋愛、就職、結婚と、人生の地図を描いてきたが……。

40歳の男ふたりが辿った交わりそうで交わらない(!?)道筋を、昭和から平成へ移りゆく世相と絡め、巧みな筆致で紡ぎ出す。山本周五郎賞作家の珠玉作。(『地図とスイッチ』改題)

解説/大森 望



「ぼくがイメージするスイッチは鉄道でいうと分岐器だ。ターンアウトスイッチ。線路を分岐させ、電車の進む道を選ぶシステム。つまりスイッチを押すとは、ぼくがどの道筋を進むか決めること。それを繰り返して、自分だけの地図ができる。」(本文より)

ジャンル
ロマンス
発売日
2020年
2月15日
言語
JA
日本語
ページ数
179
ページ
発行者
実業之日本社
販売元
Mobilebook.jp, Inc
サイズ
5
MB
平場の月 平場の月
2021年
田村はまだか 田村はまだか
2010年
幸福な日々があります 幸福な日々があります
2015年
泥酔懺悔 泥酔懺悔
2016年
好かれようとしない 好かれようとしない
2011年
たそがれどきに見つけたもの たそがれどきに見つけたもの
2019年