わたしたちが沈黙させられるいくつかの問い わたしたちが沈黙させられるいくつかの問い

わたしたちが沈黙させられるいくつかの問‪い‬

    • 5.0 • 1件の評価
    • ¥2,400
    • ¥2,400

発行者による作品情報

ヴァージニア・ウルフについて講演をしたあとのこと。

ある男がこう言った。「ウルフは子どもを産むべきだったと思いますか?」



女性の社会進出が進み、ライフスタイルがどんなに多様化しても、

わたしたちは何度でも何度でも脱力するような問いにさらされて生きている。

さまざまなかたちの暴力を受け、沈黙することを強いられつづけている。



SNSでは声を封じるためのあらゆる嫌がらせと脅しがぶつけられ、

レイプを始めとする性暴力やドメスティック・バイオレンスは一向に減ることがない。

人魚姫は地上で暮らすかわりに声を奪われるお話しだし、

「STAR WARS」三部作でレイア姫以外の女性が話すシーンはわずか63秒間に過ぎず、

女性たちを固定観念に閉じ込める物語は、進化をめぐる科学にまで浸透している。

男と女をめぐるいびつな権力構造をあばき、

辛辣に、ときにユーモラスに、すべてのひとに力を与える傑作エッセイ。

ジャンル
政治/時事
発売日
2021年
1月30日
言語
JA
日本語
ページ数
259
ページ
発行者
左右社
販売元
Mobilebook.jp, Inc
サイズ
1.6
MB
説教したがる男たち 説教したがる男たち
2018年
定本 災害ユートピア――なぜそのとき特別な共同体が立ち上がるのか 定本 災害ユートピア――なぜそのとき特別な共同体が立ち上がるのか
2020年
暗闇のなかの希望 ──語られない歴史、手つかずの可能性 暗闇のなかの希望 ──語られない歴史、手つかずの可能性
2023年
私のいない部屋 私のいない部屋
2021年
オーウェルの薔薇 オーウェルの薔薇
2022年
ウォークス 歩くことの精神史 ウォークス 歩くことの精神史
2017年