アスペル・カノジョ(4) アスペル・カノジョ(4)
アスペル・カノジョ

アスペル・カノジョ(4‪)‬

    • 4.4 • 71件の評価
    • ¥800
    • ¥800

発行者による作品情報

同人漫画家・横井と、ファンの少女・斉藤さんは共同生活中。生きづらいながらも手を取り合って暮らすふたりを、突然斉藤さんの辛い「過去」の記憶が襲う。ふたりは「過去」と闘いながら、一歩ずつ前に向かって進んでいく‥‥。

ジャンル
マンガ/グラフィックノベル
発売日
2019年
5月7日
言語
JA
日本語
ページ数
195
ページ
発行者
講談社
販売元
Kodansha Ltd.
サイズ
75.8
MB

カスタマーレビュー

びとびんちょ

キヨシローの歌の様だ。

言葉で何が言える?と言いながらも、丁寧に息する言葉を選んでる。そしてキレイだ。作者には勇気もあるな。

さかはやなかなまたなま

障害とは何かを考えさせてくれる

このマンガは某少年誌に載っているような世間一般のマンガのようにワクワクするような展開はありません。ストーリーも少年誌のマンガが好きな方にはおすすめできません。なぜならこれはもはやマンガではないからです。何か一つの純文学でも見ているような気持ちになってきます。しかもそれはただ単に純文学ではなく、自閉症スペクトラムなどをはじめとする障害を持つ方々がどの様に見て、聞いて、そしてどう思うのかを健常者にわかりやすく説明している、いわば説明書のような本であるようにも感じました。
一巻が無料であったので読み始めてみましたが、直ぐに虜になり、現行の全巻を購入してしまいました。キャラクター達の人間性にはとてもリアルな感情を感じますしそれぞれの過去などを容易に想像させ、しかし、それはあまり良いものではないため、なんとも言えないような気分になります。ですがそれを理由に読むことを止めるのは違うと考えています。何故なら、この作品を見て障害を持つ方々の苦しみや悲しみを理解できるようになることがこの作品の趣旨であると思っているからです。
たしかに、障害などのテーマを取り扱っている作品はあまり見ていて喜ばしいものではありません。しかし、この作品は見るのが苦しい場面と同じ、もしくはそれ以上のキャラクター達の微笑ましい生活を描いています。このことが読みやすく、続きが気になってしまう理由の一つであり、おすすめしたい理由でもあります。もしも気になっているのでしたら購入されてみてはいかがでしょうか。

駄文失礼致しました。

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