アパレル興亡
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- ¥2,200
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発行者による作品情報
敗戦の焼野原から高度経済成長、バブル期をへて、今日に至るアパレル産業の栄枯盛衰をダイナミックに描く!
経済小説の旗手・黒木亮が、大手婦人服メーカーを舞台に、焼け野原からのアパレル産業の復興、「ガチャマン」景気、百貨店の隆盛と高度経済成長、バブルの熱気、カテゴリーキラー台頭による平成の主役交代、会社とは何かを社会に問うた村上ファンドとの攻防、社長の死と競合他社による経営乗っ取りまでを描く。
85年間にわたるアパレル業界の変遷というプリズムを通して展開する、戦後日本経済の栄枯盛衰の物語。
【目次】
プロローグ、第1章笛吹川、第2章つぶし屋と三越、第3章百貨店黄金時代、第4章株式上場、第5章社長交代、第6章ジャパン・アズ・ナンバーワン、第7章カテゴリーキラー台頭、第8章ヒルズ族の来襲、第9章中国市場開拓、第10章兵どもが夢の跡、エピローグ
【著者】
黒木亮
1957年、北海道生まれ。早稲田大学法学部卒、カイロ・アメリカン大学大学院(中東研究科)修士。都市銀行、証券会社、総合商社に23年あまり勤務し、国際協調融資をめぐる攻防を描いた『トップ・レフト』で作家デビュー。主な作品に『巨大投資銀行』『鉄のあけぼの』『法服の王国』など。早稲田大学時代は箱根駅伝に2度出場し、『冬の喝采』で自身の競技生活を描いた。1988年から英国ロンドン在住。