アマディス・デ・ガウラ(上) アマディス・デ・ガウラ(上)
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発行者による作品情報

『ドン・キホーテ』の原点…「ドン・キホーテ・デ・

ラ・マンチャ」の頭を狂わせたスペイン最古の騎士道物語。



ガウラ(フランス)王とスコットランド王女との間に

生まれた不義の子「アマディス(アマデウス)」についての

物語「アーサー王伝説」につらなる、全ヨーロッパを舞台に

したアマディスとオリアナ姫との禁断の恋と

各国との死闘を描く奇想天外な伝説の書、大長編、前半!

本邦初訳!



「ドン・キホーテはまだ眠っていた。…ニコラス親方がまず

手渡したのは『アマディス・デ・ガウラ 全四巻』であった。

司祭が言った。

「はて面妖な。聞くところによると、この書物こそが

スペインで印刷された最初の騎士道本であって、ほかのものは

これを手本とも模範とも仰いでいるそうな。

邪悪なる教義を説く一派の祖師であれば、迷うところなく火刑じゃ。」

「いやいや」と親方が言った。

「この分野の書物で最良の出来だとも聞いておりますよ。

最高傑作として許されるべきですな。」

(セルバンテス『新訳 ドン・キホーテ』第6章より)

ジャンル
小説/文学
発売日
2022年
8月16日
言語
JA
日本語
ページ数
837
ページ
発行者
彩流社
販売元
Mobilebook.jp, Inc
サイズ
3.5
MB