アメリカの病 アメリカの病

アメリカの‪病‬

パンデミックが暴く自由と連帯の危機

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発行者による作品情報

世界一の超大国アメリカで、

コロナウイルスの犠牲者が最も多いのはなぜか。

医療ミスにより、生死の淵を彷徨うなかで、

コロナ禍に遭遇した著者による病床からの緊急レポート!



本書は、肝疾患による敗血症のために生死の淵を彷徨う体験を経た著者が、パンデミック(コロナ禍)の感染者数、死者数とも世界一となっているアメリカの医療システムや公衆衛生の脆弱さ、人権問題、民主主義の衰退を衝く、病床からの緊急レポートである。



著者はかろうじて生還するが、そこで体験したアメリカの医療システムの患者軽視や電子化の弊害、体を動かすこともままならないなかで感じた怒りや共感を病床日記に記す。そして、「自由」の真の意味での復活と個人の健康とのかかわり、孤独と連帯の相補についての考察を深め、オーストリアでの長男誕生とアメリカでの長女誕生の経験から両国の医療システムや子育てについての比較を記し、トランプを頂点とするアメリカの権威主義体制オーソリタリアリズムや医療の世界にも及んでいる経済寡占オリゴポリーについて具体的で鋭い批判を展開する。



トランプが退場したいま、アメリカの医療制度はどこまで変わるのか。オバマケアの復活はなるのか。アメリカを蝕む真の「病」を明らかにする。

ジャンル
政治/時事
発売日
2021年
1月25日
言語
JA
日本語
ページ数
199
ページ
発行者
慶應義塾大学出版会
販売元
Mobilebook.jp, Inc
サイズ
1.6
MB
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