アンセム
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Publisher Description
米国議会図書館の調査で「聖書に次いでアメリカ人に最も影響を与えた本」とされた『肩をすくめるアトラス』の著者アイン・ランドによるディストピア短編小説。
集団・平等主義が極限まで推し進められた結果、「私(I)」という概念が排除され「われら(we)」に置き換わってしまった遠い未来。
主人公は自由を取り戻す闘いに立ち上がる。
アイン・ランド (アイン・ランド) (著)
1905年-1982年。アメリカの作家、思想家。
「オブジェクティビズム(客観主義)」思想を創出し、小説やエッセイを通じて表現し、自らそれを実践し続けた。
リバタリアニズムと呼ばれる自由至上主義運動に今も多大な影響を及ぼす思想家として知られる(ただしランド自身はリバタリアニズムを否定、自分の思想と同一視されることを拒否し続けた)。
サンクト・ペテルブルク生まれ。1926年アメリカに単身亡命。1936年『われら生きるもの』で小説家デビュー。1943年『水源』がベストセラーになり名声を確立。
1957年SFミステリー思想小説『肩をすくめるアトラス』は現在までに23カ国語に翻訳され、累計販売部数は880万に達する。