アンデルセン・グリム童話集
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発行者による作品情報
「人魚姫」や「「白雪姫」など、アンデルセンとグリム兄弟の世界的名作童話を22話を38枚の挿絵とともに収録!
(アンデルセンについて)
ハンス・クリスチャン・アンデルセンは、デンマークの童話作家・詩人です。
一八〇五年にデンマーク、フュン島の都市オーデンセで靴屋を営む家に生まれました。最初はオペラ歌手やバレエダンサーを目指しましたが、挫折します。一八三五年に最初の小説「即興詩人」を発表し出世作となりました。ただ現在では、森鴎外訳を得た日本以外ではほとんど読まれていない。その後、童話制作に活路を見出し、数々の童話を制作しました。また童話の他に、旅行記も数多く書いています。グリム童話と違い、創作童話がほとんどです。デンマーク国民に愛されたアンデルセンは、一八七五年に死去しましが、その際には国中が大きな悲しみに包まれました。
(グリム兄弟について)
グリム兄弟は、十九世紀にドイツで活躍した言語学者・文献学者・民話収集家・文学者の兄弟です。日本では、『グリム童話』の編集者として知られています。
大人になるまで成長した兄弟としては男五人、女一人の六人兄弟であったが、通常は後世にまで名を残した長兄ヤーコプと次兄ヴィルヘルムの二人を指します。多くをヤーコプ・ヴィルヘルムの兄弟として活躍しましたが、グリム童話集ではルートヴィヒも挿し絵を手がけています。
この「グリム童話集」の正式なタイトルは『子供たちと家庭の童話』といい、一八一二年に初版第一巻が、一八一五年に第二巻が刊行され、著者の生前から数度改訂されつつ版を重ねました。百六十以上の言語に翻訳されていて、聖書に並ぶといわれるほど広く読まれ、多くの芸術家にインスピレーションを与え続けています。また民話収集のモデルとして、他国の民話研究にも大きな影響を与えました。
(この作品集について)
この作品集には、以下の作品を38枚の挿絵とともに収録しました。
第一部 アンデルセン童話集(「醜い家鴨の子」は菊池寛訳、その他はすべて楠山正雄訳)
人魚のひいさま(人魚姫)
赤いくつ
醜い家鴨の子
幸福のうわおいぐつ
小夜啼鳥
しっかり者のすずの兵隊
旅なかま
野のはくちょう
ひこうかばん
もみの木
雪の女王 七つのお話でできているおとぎ物語
第二部 グリム童話集(「白雪姫」は菊池寛訳、「杜松の樹」と「ラプンツェル」中島孤島訳、それら以外は楠山正雄訳)
赤ずきんちゃん
白雪姫
ヘンゼルとグレーテル
おおかみと七ひきのこどもやぎ
かえるの王様
杜松の樹
ブレーメンの町楽隊
星の銀貨
ラプンツェル
ルンペルシュチルツヒェン
六羽の白鳥
(古典教養文庫について)
古典教養文庫は、日本のみならず広く世界の古典を、電子書籍という形で広めようと言うプロジェクトです。以下のような特長があります。
1、古典として価値あるものだけを
これまで長く残って来たもの、これから長く読み継がれていくものだけを選んで出版します。
2、読みやすいレイアウト
文章のまとまりを、適切な改ページで区切って、iPhoneはもちろん、iPadやMacでの読書に最適化しました。また、作品の一編一編にも索引を付けましたので、目次から直接アクセスできます。
青空文庫をベースとしている場合も、適切に処理してありますので、そのまま青空文庫の物をダウンロードして読むよりも格段に読みやすくなっています。
3、美しい表紙
プロのデザイナーによる美しい表紙をつけました。書籍と関連づけられた美しい表紙で、実際の本を読むような感覚に浸れます。
4、スピーディーな改版
紙の本と違い、誤植の修正や改訂などすぐに対応でき、刻々と進化を続けます。