イベリスの花嫁(1)
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4.0 • 1件の評価
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発行者による作品情報
結婚直前、こんな甘い誘惑が待ってるとは…
それは、ウェディングプランナー最大の禁忌。
結婚を目前にしながらも、自身の花嫁姿にピンとこない
ウェディングプランナー・柏井美月(かしわいみつき)。
いつまでも人の式ばかり考えてしまう
彼女の前に現れた、美しき花嫁・都築七海(つづきななみ)。
彼氏と笑い合う姿に「きっと良い式になる」
そう思ったのも束の間、七海の本性を覗き見てしまい…!?
恋愛の最終局面で“幸せのあり方”を問う。
禁断のウェディングストーリーが幕を開ける──
APPLE BOOKSのレビュー
ウェディングプランナーと花嫁のスリリングな関係性を描くヒューマンドラマ。主人公、柏井美月は、同棲中の恋人との結婚を控えたウェディングプランナー。仕事は順調だが、自身の花嫁姿にはピンとこない。そんな彼女の前に現れたのは、魔性の花嫁、都築七海。彼女の素顔を垣間見てしまった美月は、七海にどうしようもなく引かれていく。『オクターヴ』の秋山はるが描く愛と葛藤の物語。一見可憐な七海の“甘い誘惑”が、まさにイベリスの花言葉そのもののようでゾクリとする。結婚式は決して、ラブストーリーの終わりではない。女性たちの魂のぶつかり合いから、恋とは、幸せとは何なのかを解き明かすようで、深い読み応えがある。