イロニアの大和 イロニアの大和

イロニアの大‪和‬

    • ¥2,800
    • ¥2,800

Publisher Description

保田與重郎をめぐる大和文学紀行。――国のまほろば・大和の地に刻まれた、無垢なる魂の悲惨と栄光。悠久と無常の風土に、保田文学の根源をたどる、碩学の傑作評論。
「保田を読み始めた頃は旅を嫌っていた若者が、老境に入って、旅の経験もかなり積み重ねて来たその蓄積の上で、保田の大和を眺めた時どのように見えるか、そのことをたしかめようとしたのがこの本である。いうまでもなく現実にはその土地は行政区画としての奈良県であって、そこにひそむ遠い過去の追想は、所詮幻にすぎぬかもしれない。しかし幻にこそ土地の神髄があると考えれば、現実の相はかえって虚にすぎなくなるともいえる。実にして虚、このイロニーの上に保田の大和は浮んでいると見た所に表題を置くいわれがあった。」(後書より)

GENRE
Fiction & Literature
RELEASED
2003
November 22
LANGUAGE
JA
Japanese
LENGTH
274
Pages
PUBLISHER
講談社
SELLER
Kodansha Ltd.
SIZE
706.5
KB
「浮気」を「不倫」と呼ぶな――動物行動学で見る「日本型リベラル」考 「浮気」を「不倫」と呼ぶな――動物行動学で見る「日本型リベラル」考
2018
ブッデンブローク家の人々(上) ブッデンブローク家の人々(上)
2014
ブッデンブローク家の人々(下) ブッデンブローク家の人々(下)
2014
いまなぜ白洲正子なのか いまなぜ白洲正子なのか
2008
孤高 国語学者大野晋の生涯 孤高 国語学者大野晋の生涯
2015
学はあってもバカはバカ 学はあってもバカはバカ
2018