エウセビオス「教会史」 (下) エウセビオス「教会史」 (下)
エウセビオス「教会史」

エウセビオス「教会史」 (下‪)‬

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発行者による作品情報

「反ユダヤ主義」の淵源とは?
迫害に次ぐ迫害からコンスタンティヌス帝の勝利まで。「キリスト教とは何か」が根本的に問われた時代を「教会史」の嚆矢に読む。

キリスト教最初期300年の歴史を記し、「反ユダヤ主義」など西洋精神史に多大な影響を与えた教会史の嚆矢を全訳。本巻では、セウェルス帝治下の迫害(203年)からエウセビオスの同時代、ミラノ勅令やリキニウス帝に対するコンスタンティヌス帝の勝利まで、迫害と殉教者、正統をめぐる百家争鳴の論戦が語られる。巻末に詳細な各種索引を付す。

エウセビオスは、ユダヤ人がイエスをキリストとして受け入れないというただそれだけの理由で、彼らにむき出しの憎悪を投げつけた。『教会史』の論客たちは、歴史の中のイエスや、その神性、正典、正統教会の聖書理解などについて挑戦的で重大な発言を繰り返した。これらはいずれも現代のわたしたちが問題にすべきものであろう。(中略)「キリスト教とは何か」を真摯に問う者は、「新しい皮袋に新しい酒」(マタイ、マルコ)を盛ろうとしなければならないのではないか。――<本書より>

※本書の原本は1986~1988年、山本書店から刊行されました。

ジャンル
宗教/スピリチュアル
発売日
2010年
12月11日
言語
JA
日本語
ページ数
544
ページ
発行者
講談社
販売元
Kodansha Ltd.
サイズ
119.5
MB
ユダヤ古代誌1 ユダヤ古代誌1
1999年
ユダヤ戦記1 ユダヤ戦記1
2002年
ユダヤ戦記2 ユダヤ戦記2
2002年
ユダヤ戦記3 ユダヤ戦記3
2002年
七十人訳ギリシア語聖書 モーセ五書 七十人訳ギリシア語聖書 モーセ五書
2017年
ユダヤ古代誌2 ユダヤ古代誌2
1999年