カメラは光ることをやめて触った カメラは光ることをやめて触った

カメラは光ることをやめて触っ‪た‬

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発行者による作品情報

我妻俊樹の短歌を初めて集成する待望の第一歌集。


夏の井戸(それから彼と彼女にはしあわせな日はあまりなかった)


我妻俊樹の短歌を初めて集成する待望の第一歌集。

誌上歌集「足の踏み場、象の墓場」から現在までの歌を含んだ唯一無二の686首。


電子版にはおまけの栞は付属致しませんので、ご了承下さい。


【目次】

Ⅰカメラは光ることをやめて触った

喫煙する顔たち

偶然はあれから善悪をおぼえた

窓をみせる穴

どちらも蜘蛛の巣の瞳

花瓶からきこえてくる朗読

学園への執着

その緑地

カメラは光ることをやめて触った

サマーグリーン

星に見えない何か

猛獣

ポップアップ殺し

ストロボ・ストロンボリ

小鳥が読む文章

想像

水中を去れ、空中が受けとめる

夜の二十四時間

飴玉がとけるという通信

ビター・キャンディ・オークション

愛唱性


Ⅱ足の踏み場、象の墓場

きみが照らされる野草

貝殻と空き家

窓を叱れ

大きなテレビの中の湖

美談

完璧な野宿

よろめきとして

光る旅

ある県立

煙る脚

皮膚

森へ映ろう

午前2時に似ている

神社+神社

いらない炎を顔につけて


【栞】

瀬戸夏子「それなのにまばたきの」

平岡直子「わたしはみることをやめてみられた」


【著者】

我妻俊樹

1968年神奈川県生まれ。2002年頃より短歌をはじめる。2003年から4年連続で歌葉新人賞候補。2008年、同人誌「風通し」に参加。平岡直子とネットプリント「ウマとヒマワリ」を不定期発行。2016年、同人誌「率」10号誌上歌集として「足の踏み場、象の墓場」発表。2005年に「歌舞伎」で第3回ビーケーワン怪談大賞を受賞し、怪談作家としても活動する。

ジャンル
小説/文学
発売日
2023年
6月16日
言語
JA
日本語
ページ数
1
ページ
発行者
書肆侃侃房
販売元
Voyager Japan, Inc.
サイズ
831.4
KB

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