ガルブレイス:異端派経済学者の肖像 ガルブレイス:異端派経済学者の肖像

ガルブレイス:異端派経済学者の肖‪像‬

    • ¥1,800
    • ¥1,800

発行者による作品情報

ジョン・ケネス・ガルブレイスは我が国で人気の高い「異端派」経済学者である。彼が亡くなった2006年から何年も経たない間に、リーマンショックをはじめとした経済危機が相次ぎ、正統派経済学を批判し続けた彼の足跡が改めて注目を集めている。
ガルブレイスは既成の「通念」(「制度的真実」)にとらわれることなく、まず現実を直視し、その現実の分析ないし理解に必要と考える場合、自ら新しい概念を創造した点にユニークさと魅力がある。
『アメリカの資本主義』では「拮抗力」、『ゆたかな社会』では「依存効果」、『新しい産業国家』では「テクノストラクチュア」の析出というように、彼の概念は正統派経済学の狭い理論枠組を超えて、時代を鮮やかに切り取っていった。異端たるゆえんである。
一方、こうした彼への関心の高まりにもかかわらず、評伝の類はこれまでほとんど存在しなかった。本書は20世紀経済学を俯瞰しながら、ガルブレイスの思想と行動を位置づけた稀有の評伝になる。資本主義にガルブレイスはいかに向き合ったのか?

ジャンル
ビジネス/マネー
発売日
2016年
8月26日
言語
JA
日本語
ページ数
200
ページ
発行者
白水社
販売元
Digital Publishing Initiatives Japan Co., Ltd.
サイズ
1.6
MB
シュンペーター シュンペーター
2006年
経済学再入門 経済学再入門
2014年
経済学の歴史 経済学の歴史
2005年
物語 現代経済学 多様な経済思想の世界へ 物語 現代経済学 多様な経済思想の世界へ
2006年
ケインズを読み直す:入門 現代経済思想 ケインズを読み直す:入門 現代経済思想
2017年
ノーベル経済学賞 天才たちから専門家たちへ ノーベル経済学賞 天才たちから専門家たちへ
2016年