ケインズ貨幣‪論‬

ケインズ 貨幣論
第三分冊

ジョン・メイナード・ケインズ 著
鬼頭仁三郎 訳
昭和九年五月十日 初版発行
昭和二十八年三月二〇日戦後版印刷
昭和二十八年三月二十五日 戦後版発行
発行者 株式会社 同文館
印刷所 大同印刷株式会社

目次
訳者小引
第四編 価格水準の動態
第十五章 産業的流通と金融的流通
(一)産業と金融との区別及び定義
(二)産業的流通の量を決定する諸因子
(三)金融的流逼の量を決定する諸因子
第十六章 購買力の不均衡の原因に関する分類
I 貨幣的諸因子に因る変化
Ⅱ 投資の諸因子に因る変化
Ⅲ 産業的諸因子に因る変化
第十七章 貨幣的諸因子に因る変化
(一)変化せる貨幣供給の産業上の結果
(二)全預金に於ける変化の、異れる種類の預金の間への拡散
(三)推移の問題
第十八章 投資の諸因子に因る変化
(一)信用循環の定義
(二)信用循環の発生と発育史
第十九章 信用循環の若干の特殊相
(一)商品インフレイションの「是認」
(二)商品インフレイションの影響範囲
(三)信用循環の正常的経過
第二十章 信用循環の純粋理論上の演習
(一)標準の場合
(二)八つの附言
(三)一般化された場合
第二十一章 国際的不均衡に因る変化
(一)貨幣的不均衡の原因としての相対的価格水準と相対的利子歩合
(二)外国貸出と金の移動との間の関連性
(三)外国投資の純国民的利益
(四)国際的諸因子に因る変化の不都合なること
(五)金為替統制の下に於ける同一の現象
(六)国際的標準の欠如せる場合に於ける同一の現象
引用書目
後注