発行者による作品情報

近年,ラジオ,テレビ,ビデオ,携帯電話などに代表される家電製品の中核がLSI化され,その内部はほとんどわからなくなってしまった。かつては,ラジオ少年,無線マニアと呼ばれる若者がいたが,現在では彼等も製品を買ってきて使うだけで,中味は知らないようになってしまった。いわゆるブラックボックス化であるが,はたしてそれでよいのであろうか。科学は,未だ人類が知らないことを,より知っていこうという努力の結果,発展してきた。家電製品などは,自然物ではなく人工物であり,理解はもっと容易である。それすら,理解を放棄してしまうのでは,将来の科学技術の発展はとても覚つかない。

幸いにしてコンピュータは驚くほど簡単な原理で作られている。そのほぼ全容を理解することは,他の機器に比べると極めて容易である。せめて,コンピュータのしくみと動作原理ぐらいは理解して欲しいというのが,本書の目的である。

初めての人にはやや難しいかも知れない。逆に,その気になればコンピュータを設計できるほどのレベルまで記載したつもりである。初めての人は,そのつもりで,本書のすべてを理解できないからとがっかりしないで,まず概要をつかむようにして欲しい。そして,将来,より興味が沸いてきたら,再び本書に立ち返られることを期待する。

ジャンル
コンピュータ/インターネット
発売日
2014
3月31日
言語
JA
日本語
ページ数
25
ページ
発行者
NPO CCC-TIES
販売元
Nonprofit Organization Cyber Campus Cons
サイズ
71.5
MB

カスタマーレビュー

いしばしです

“(3)AND回路とOR回路” p-MOSの説明

コンピュータのしくみを勉強中です。
岡部先生のわかりやすい講義が学べます(^^)

p-MOS FETの説明であれ?と少々混乱しました。

第3章
“p-MOSは,入力電圧が下がるとスイッチが切れます。”

とありましたが、後半の(6)まとめでは、

″n-MOSは入力電圧が上がるとオンになります。また,上はいつでもp-MOS,つまり丸のついたMOS FETしか使いません。丸のついたFETは入力が下がるとオン,入力が上がるとオフになります。″

と真逆の説明になっています。

正しくは
“p-MOSは,入力電圧が下がるとスイッチがオンになる”

と思われます。

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