コーヒーが廻り世界史が廻る 近代市民社会の黒い血液 コーヒーが廻り世界史が廻る 近代市民社会の黒い血液

コーヒーが廻り世界史が廻る 近代市民社会の黒い血‪液‬

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東アフリカ原産の豆を原料とし、イスラームの宗教的観念を背景に誕生したコーヒーは、近東にコーヒーの家を作り出す。ロンドンに渡りコーヒー・ハウスとなって近代市民社会の諸制度を準備し、パリではフランス革命に立ち合い、「自由・平等・博愛」を謳い上げる。その一方、植民地での搾取と人種差別にかかわり、のちにドイツで市民社会の鬼っ子ファシズムを生むに至る。コーヒーという商品の歴史を、現代文明のひとつの寓話として叙述する。

GENRE
History
RELEASED
1992
October 15
LANGUAGE
JA
Japanese
LENGTH
237
Pages
PUBLISHER
中央公論新社
SELLER
Digital Publishing Initiatives Japan Co., Ltd.
SIZE
1.9
MB
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